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プロテインスキマーなど海水魚用器具の開発秘話や使用方法を公開していきます。 

特注スキマーヘッド

SPS-60のスキマーヘッド部(汚水カップ部)を特注製作しました。

通常SPS-60の推奨ポンプは毎分60Lですが、お客様が毎分85Lのポンプで回したいと言う事でシリンダーを延長した特注品を製作。
もちろん85Lのポンプを使うとスキマー能力も上がります。

少し心配していた排水からの泡の流失も画像で見る限り無いみたいなので安心しました。

(スキマー、リアクターで設置やポンプの仕様なので特注が必要な場合は連絡ください)

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設置完了後24時間経過したシリンダー部です。
換水を1/3程行った後ですが汚れは取れ調子良さそうです。

当社のスキマーはシリンダー面に汚れを吸着させ汚れを取るタイプです。
この方法を取る事により微粒元素などを汚れと一緒に取り除く事がありません。

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大量のサンゴや魚も調子良さそうですね。

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今年も大変お世話になりました。 
お客様、販売店様、スタッフに支えられた1年でした。
本当に有難うございました。

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画像はSCP-150と2ND-150Pです。
最近問い合わせが多いのはカルシウム リアクターの音や水漏れに関する事です。

「リアクターの作動音はうるさくないですか?」
もちろんマキシジェットの作動音はしますが、ビビリ音は発生しない構造に設計しているのでまったくビビリ音はしません。(SCAシリーズも同じです)

「水漏れは?」もちろん100%大丈夫です。

すべて高知で設計、製作していますので
品質については間違いありません。
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プロテインスキマーSPS-60です。
この商品は発売から5年が経ちますが絶好調です。
最近は円錐系の商品が流行っていますが、当社としてはやっぱりベケットタイプがイイですね!
泡の立ち上がりが全然違います。

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新年は5日(土)から通常営業となります。

2013年もどうぞ宜しくお願い致します。

プロテインスキマー最大水深

今回はSPS-60、50をインサンプで使用したときの最大水深についてです。

画像は、実験なので海水ではなく真水でやっているので泡は大きいです。
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結果からいうと水深20cmが限界値です。
これ以上深くするとゲートバルブでの水位調整ができなくなります。

20cmより深いサンプを使っている場合は台などで上げてください。

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水換え

忙しく放置状態だったブログの更新です。

今回は海水換え後のプロテインスキマー性能についてです。

こちらも少々放置気味の水槽です。(もちろん水かえ前)

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いきなりですが、海水を交換後のすいそうです。
海水を交換すると、どうしても交換後は白く淀みますよね。
サンゴからも粘膜が出たり砂からも汚れが舞い上がったりが原因だと思います。

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こちらも放置状態だったプロテインスキマーSPS-60です。
シリンダー内部も汚れでひどい事になっています。
当社のスキマーは汚れを汚水カップに溜めるのではなく、シリンダー内部にゴミのみを付着させる方式を取っています。
そのことにより本当に不要な汚れのみを除去することができます。

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本当はシリンダーをすべて分解清掃してやりたいのですが、時間がなかったので汚水カップ部のみはずし第1、2シリンダー部は雑巾でふき取り清掃のみです。

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ベケットヘッドを分解してみるとやはりゴミがつまっていました。

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水洗いでゴミを取り除き組み立てです。
ベケットヘッドは時々掃除をしてください、泡を作り出すエンジン部なのでゴミが詰まれば性能ダウンになります。
(ネジ4本ですぐ分解できます)

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スキマーを組み上げポンプの電源ONです。
電源ON直後(2、3秒後)の画像ですが、みるみる泡が立ち上がってきます。

4枚連続の画像です。

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スキマーの電源を入れて30分後の水槽です。
だいぶ白いにごりも減ってきています。(スキマーが無ければたぶんま1~2日は白くにごったままです)

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5時間後の画像です。
にごりも無くなり綺麗になりました。

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